BtoB SEO対策会社13社比較、失敗しない選び方とROI試算

BtoB SEO対策会社13社比較、失敗しない選び方とROI試算

「半年以上かけてSEO対策を外注したのに、問い合わせが月に1件も増えなかった。次こそBtoBに本当に強い会社を選びたいが、比較の軸すら分からない」——私たちのもとには、四半期ごとにこのようなご相談が届きます。

リスティング広告のCPA高騰を背景に、SEO対策を新たなチャネルとして検討するBtoB企業は確実に増えています。しかし過去に成果が出なかった経験があると、「どの会社を選べば失敗しないのか」という不安は一層強まるものです。

BtoB SEO対策会社とは、法人の購買プロセス(複数人稟議・長期検討・専門キーワード)を理解した上で、オーガニック検索からのリード獲得を支援する専門企業を指します。 この記事では、BtoB SEO対策会社の選定基準・費用相場・ROI試算モデル・失敗しない発注プロセスを、実名13社の比較とともにお伝えします。上司への稟議書作成の判断材料として、ぜひお使いください。

結論から申し上げます。AI検索時代のBtoB SEO対策を外注するなら、GEO(Generative Engine Optimization=生成AI検索最適化)対応力・BtoB業種での実績・ROI設計力の3軸で選ぶことが重要です。本記事では主要13社を費用・サービス・実績で比較し、選定チェックリストとROI試算モデルを提供します。

会社名主なサービス月額料金特徴
株式会社Stock ValueLLMO/AEO/GEO対策、オウンドメディア・note運用代行10万円〜AI検索で「引用される」コンテンツ設計に特化
ナイル株式会社SEOコンサル、コンテンツ制作、LLMO対応、社内研修40万円〜(6ヶ月〜)東証グロース上場、エンタープライズ向け実績豊富
株式会社ウィルゲートSEOコンサル、コンテンツ制作、CVR改善30万〜80万円約7,200社支援、TACT SEO自社開発
サクラサクマーケティング株式会社SEOコンサル、コンテンツマーケティング、CRO40万円〜20年のSEO専業実績、高品質記事に強み
株式会社ジオコードSEO対策、AIO/LLMO対応、Web制作・広告15万円〜東証スタンダード上場、4,673件以上支援
株式会社SpeeeSEOコンサル、CVR改善、AIマーケティング要問い合わせ3,000社以上支援、EC向け戦略に強み
アイオイクス株式会社SEOコンサル、テクニカルSEO、CRO要問い合わせ2002年設立の老舗、1,000サイト以上支援
アユダンテ株式会社SEOコンサル、多言語SEO、データ分析要問い合わせテクニカルSEO専門家集団、グローバル知見豊富
株式会社PLAN-BWeb制作、Web広告、SEO要問い合わせ独自SEOツール保有、社内100名以上のライター
株式会社JADESEOコンサル、データ分析、インハウス支援90万円〜独自フレームワークとツール、高単価テクニカル特化
株式会社ルーシー(バズ部)コンテンツマーケティング支援、SEOコンサル要問い合わせバズ部式コンテンツマーケティングで750社以上導入
株式会社CINCSEOコンサル、コンテンツマーケティング、インハウス支援要問い合わせKeywordmap自社開発、データドリブンなアプローチ
株式会社DYMSEOコンサル、コンテンツ制作、リンク構築20万円〜5,200社以上対策実績、20年以上の経験

※料金は調査時点の公開情報に基づく目安です。最新の料金は各社公式サイトでご確認ください。

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BtoB企業がSEO対策会社を比較すべき理由とは?市場背景と合わせて解説

BtoB企業のマーケティング環境は、2025年から2026年にかけて大きな転換期を迎えています。展示会やテレアポ中心の集客モデルが限界を見せ始める一方、オーガニック検索からのリード獲得に注目する企業が急増している状況です。

特にリスティング広告のCPA高騰は深刻で、BtoB領域のキーワード単価は年々上昇を続けています。「月に数百万円の広告費を投下しても、獲得できるリードの質が低い」という声は珍しくありません。こうした背景から、SEO対策による長期的な集客基盤の構築が経営課題として浮上しています。

さらに、ChatGPTやPerplexityなどのAI検索エンジンが台頭し、従来のSEO対策だけでは不十分な時代に突入しました。GEO対応——つまり、AIが情報を引用する際に自社コンテンツが参照されるための最適化——が新たな競争軸となっています。

BtoCとBtoBでSEO対策が異なる3つのポイント

BtoCとBtoBでは、SEO対策のアプローチが根本的に異なります。まずKPIの設定基準が違います。BtoCではPVや直接購入数を追いますが、BtoBではMQL(Marketing Qualified Lead)やSQL(Sales Qualified Lead)を基準に成果を測定します。

次にキーワードの特性です。BtoBキーワードは月間検索ボリュームが100〜1,000程度と少ないものの、1件のコンバージョンがLTV数百万〜数千万円に直結するため、少量でも「正しい検索意図」を持つユーザーを獲得する精度が求められます。

3つ目はコンテンツの性質です。BtoBでは「ホワイトペーパー」「導入事例」「比較表」など、購買検討の各段階に合わせた専門性の高いコンテンツが必要となります。汎用的なSEO会社では、この設計ができないケースが少なくありません。

2025〜2026年のBtoB SEO市場で起きている変化

業種によってキーワード戦略が大きく変わる点も見逃せません。製造業であれば「○○加工 精度」など技術仕様キーワード、SaaS企業なら「○○ツール 比較」のような比較検討キーワード、HR企業なら「○○制度 導入方法」といった制度系キーワードが中心となります。

BtoBに強いSEO会社は、こうした業種固有のキーワード特性を理解し、検索意図に合致したコンテンツ設計ができます。一方「BtoBに強い」と謳いながら実態はBtoC案件中心の会社に依頼してしまうと、半年〜1年の時間と数百万円のコストを無駄にするリスクが発生します。

だからこそ、選定段階での比較が極めて重要です。「3社以上比較して稟議を上げる」という社内プロセスは、失敗リスクを最小化するための合理的な手順と考えていただけます。

BtoB SEO対策会社を選ぶ基準は?比較に使える5つの軸

BtoB SEO対策会社を比較する際、「料金の安さ」だけで選ぶのは典型的な失敗パターンです。私たちが複数のBtoB企業アカウントを運用する中で磨き上げた選定基準を、5つの軸としてお伝えします。

①BtoB業種での実績の質と深さ

「SEO実績○○件」という数字よりも、「自社と同じ業種・同じ商材規模で成果を出した経験があるか」が重要です。製造業とSaaSでは戦略が全く異なるため、同業種の事例を2件以上提示できるかを確認してください。

②GEO(生成AI検索最適化)対応力

2026年現在、BtoB購買担当者の多くがChatGPTやPerplexityで初期リサーチを行っています。従来型のSEO対策だけでは、AI検索結果に自社が表示されません。構造化データ設計・Q&Aフォーマット最適化・AI引用率の測定まで対応できるかを確認すべきです。

③レポート透明性と定例体制

月次レポートの内容(順位変動・流入数・CV数・施策の進捗と結果)が明確であること、そして定例MTGで「次に何をするか」を合意できる体制があるかを見極めます。レポートが「順位一覧だけ」の会社は要注意です。

④契約条件の柔軟性

最低契約期間は6ヶ月か12ヶ月か、中途解約時の違約金はいくらか、施策範囲の変更は可能か。これらの条件が不明確なまま契約すると、成果が出ない場合に身動きが取れなくなります。

⑤ROI設計力(KPI合意プロセス)

「順位が上がりました」ではなく「MQLが月○件増えて、投資回収期間は○ヶ月の見込みです」と語れるか。SEO施策をビジネス成果に翻訳できる設計力が、BtoB SEO会社に求められる最も重要な能力です。

なぜ今GEO対応力が選定基準に入るのか

GEO対応を選定基準に含めるべき理由は明確です。BtoB購買プロセスの平均検討期間は3〜6ヶ月と長く、その初期段階でAI検索が使われる頻度が急増しています。

AIが回答を生成する際、構造化データが整備され、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)が担保されたコンテンツが優先的に引用されます。つまりGEO対応とは「AI検索で引用されるためのコンテンツ設計」であり、今後のBtoB SEO戦略において不可欠な観点です。

競合他社の多くはGEO対応を「概要レベル」でしか触れていませんが、構造化データの設計パターン・AI引用率の測定方法・LLMO(Large Language Model Optimization=大規模言語モデル最適化)やAEO(Answer Engine Optimization=回答エンジン最適化)の具体的施策まで踏み込める会社を選ぶことが、差をつけるポイントとなります。

RFP作成時に確認すべき質問リスト

RFP(提案依頼書)を出す際に、以下の質問を含めると各社の実力が見えやすくなります。

  • 過去のBtoB案件でMQL/SQLをKPIにした事例はありますか
  • GEO対応として具体的にどのような施策を実施しますか
  • 担当者は何年のSEO経験がありますか(チーム体制含む)
  • 成果が出なかった場合の契約見直しプロセスはどうなっていますか
  • レポート頻度と定例MTGの進め方を教えてください

BtoB SEO会社の選定で迷ったら、まずは自社サイトのAI検索対応状況を把握することから始められます。下記から無料で診断可能です。

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BtoB SEO対策におすすめの会社13社を比較【実名・費用付き】

ここからは、BtoB SEO対策に対応する主要13社を個別に比較していきます。各社のサービス内容・料金・特徴・向いている企業像を整理しましたので、選定の参考にしてください。

1:株式会社Stock Value

株式会社Stock Valueの公式サイト

サービス内容: LLMO/AEO/AIO/GEO対策とオウンドメディア・note運用を専門に、AI検索時代に「引用される」コンテンツ資産を設計・制作・運用代行しています。構造化データ設計・E-E-A-T強化・記事制作まで一気通貫で提供する体制です。

月額料金: 10万円〜(SEO・GEOコンサル)

特徴と実績: AI検索で引用されるためのコンテンツ設計に特化している点が最大の強みです。84店舗チェーンでCTR34%・AI引用率70%を達成し、ChatGPTの参照元として表示された実績を持っています。

向いている企業: AI検索時代のGEO対策を本格的に始めたいBtoB中堅企業に最適です。月額10万円〜という価格帯は、従業員100〜500名規模の企業が「まずPoC(概念実証)から始める」際のハードルが低い設定となっています。BtoB特有のキーワード設計と構造化データの実装を、コストを抑えて始められる点が評価されています。

株式会社Stock Valueの詳細を見る

2:ナイル株式会社

ナイル株式会社の公式サイト

サービス内容: SEOコンサルティング、コンテンツ制作、オウンドメディア支援、LLMO対応、社内研修まで幅広く提供しています。

月額料金: 40万円〜(最低契約期間6ヶ月〜)

特徴と実績: 2023年に東証グロース市場へ上場しており、大規模サイトやエンタープライズ企業の支援実績が豊富です。社内研修プログラムも用意されているため、将来的にインハウス化を目指す企業にも対応できます。

向いている企業: 年商100億円以上の大手BtoB企業で、SEOチームの内製化も視野に入れている場合に検討すべき選択肢です。予算に余裕があり、長期的な組織育成とSEO成果の両立を目指す企業に向いています。

ナイル株式会社の詳細を見る

3:株式会社ウィルゲート

株式会社ウィルゲートの公式サイト

サービス内容: SEOコンサルティング、コンテンツ制作、CVR改善を提供しています。自社開発ツール「TACT SEO」を活用した分析に定評があり、約7,200社の支援実績を持ちます。

月額料金: 30万〜80万円

特徴と実績: 2006年設立で業界トップクラスの支援実績数を誇ります。ツールによるデータ分析と人によるコンサルを組み合わせたアプローチが特徴です。

向いている企業: SEOの基盤が全くない状態から、コンテンツ制作とテクニカルSEOを同時に立ち上げたいBtoB企業に適しています。中〜大規模予算を確保できる企業が主なターゲットです。

株式会社ウィルゲートの詳細を見る

4:サクラサクマーケティング株式会社

サクラサクマーケティング株式会社の公式サイト

サービス内容: SEOコンサルティング、コンテンツマーケティング、CRO(コンバージョン率最適化)コンサルを提供しています。

月額料金: SEOコンサル月額40万円〜/CRO月額20万円〜

特徴と実績: 20年のSEO専業実績を持つ老舗企業です。特にコンテンツの品質管理に強みがあり、専門性の高い業界記事の制作に定評があります。

向いている企業: 高品質なBtoB記事コンテンツを量産したい企業、および既存コンテンツのリライトでSEO順位を改善したい企業に向いています。

サクラサクマーケティング株式会社の詳細を見る

5:株式会社ジオコード

株式会社ジオコードの公式サイト

サービス内容: SEO対策、AIO/LLMO対応、Web制作、Web広告をワンストップで提供しています。累計4,673件以上の支援実績があります。

月額料金: スタンダード月額15万円〜/コンテンツ月額20万円〜

特徴と実績: 東証スタンダード市場に上場しており、内部構造の最適化(テクニカルSEO)に注力しています。20年以上の実績とAIO/LLMO対応を組み合わせたサービス展開が特徴です。

向いている企業: サイトの内部構造に課題があり、テクニカルSEOから着手したいBtoB企業に適しています。Web広告とSEOを一括で依頼したい場合にも検討できます。

株式会社ジオコードの詳細を見る

6:株式会社Speee

株式会社Speeeの公式サイト

サービス内容: SEOコンサルティング、CVR改善、AIマーケティング支援を提供しています。3,000社以上の支援実績があります。

月額料金: 要問い合わせ

特徴と実績: 継続率・満足度が高いことで知られ、ECサイト向けSEO戦略に強みを持っています。AIマーケティング支援という新領域にも対応しています。

向いている企業: ECサイトを持つBtoB企業、または継続的なCVR改善と合わせてSEO施策を進めたい企業に向いています。

株式会社Speeeの詳細を見る

7:アイオイクス株式会社

アイオイクス株式会社の公式サイト

サービス内容: SEOコンサルティング、コンテンツSEO、テクニカルSEO、CROを提供しています。業界メディア『SEO Japan』を運営しています。

月額料金: 要問い合わせ

特徴と実績: 2002年設立の老舗で、1,000サイト以上の支援実績があります。海外SEO情報にも精通しており、最新アルゴリズム対応のナレッジが蓄積されています。

向いている企業: 最新のSEOトレンドを取り入れた施策を求める企業、グローバル展開を視野に入れた情報収集を重視する企業に適しています。

アイオイクス株式会社の詳細を見る

8:アユダンテ株式会社

アユダンテ株式会社の公式サイト

サービス内容: SEOコンサルティング、多言語SEO、テクニカルSEO、データ分析を提供しています。

月額料金: 要問い合わせ

特徴と実績: テクニカルSEOの専門家集団として知られ、グローバルサイトの多言語対応に豊富な知見を持っています。大規模サイトの構造改善を得意としています。

向いている企業: 海外展開を進めるBtoB企業で、多言語サイトのSEO最適化が必要な場合に最適です。テクニカルな課題を重点的に解決したい企業にも向いています。

アユダンテ株式会社の詳細を見る

9:株式会社PLAN-B

株式会社PLAN-Bの公式サイト

サービス内容: Web制作、Web広告、SEOを提供しています。社内に100名以上のライターを擁するコンテンツ制作体制が特徴です。

月額料金: 要問い合わせ

特徴と実績: 独自SEOツールを保有し、社内ライターによる安定したコンテンツ供給力が強みです。制作ボリュームが必要な大型プロジェクトへの対応力があります。

向いている企業: 月間数十本規模のコンテンツ制作を外注したいBtoB企業、Web制作とSEOを一括発注したい企業に適しています。

株式会社PLAN-Bの詳細を見る

10:株式会社JADE

株式会社JADEの公式サイト

サービス内容: SEOコンサルティング、データ分析、インハウス支援を提供しています。独自ツール『Amethyst』を保有しています。

月額料金: 90万円〜

特徴と実績: 独自フレームワークとツールを活用した高単価テクニカル特化型のサービスです。データに基づく精緻な分析と、インハウスチームの育成に強みを持っています。

向いている企業: SEOの自社運用体制を本格構築したい大手BtoB企業で、予算として月額90万円以上を確保できる場合に検討すべき選択肢です。

株式会社JADEの詳細を見る

11位:株式会社ルーシー(バズ部)

サービス内容: コンテンツマーケティング支援、SEOコンサルティングを提供しています。有名メディア『バズ部』を運営しています。

月額料金: 要問い合わせ

特徴と実績: 「バズ部式コンテンツマーケティング」のメソッドで750社以上に導入実績があります。コンテンツの企画・設計力に定評があるのが特徴です。

向いている企業: コンテンツマーケティングを軸にリード獲得を目指すBtoB企業、社内にコンテンツ制作のナレッジを蓄積したい企業に向いています。

12:株式会社CINC

株式会社CINCの公式サイト

サービス内容: SEOコンサルティング、コンテンツマーケティング、インハウス支援を提供しています。自社開発ツール『Keywordmap』が特徴的です。

月額料金: 要問い合わせ

特徴と実績: データドリブンなアプローチが特徴で、Keywordmapを活用したキーワード戦略の精度に強みを持っています。インハウスSEOチームの立ち上げ支援にも対応可能です。

向いている企業: データ分析を重視するBtoB企業、ツールを活用してSEOを内製化する体制を段階的に構築したい企業に適しています。

株式会社CINCの詳細を見る

13:株式会社DYM

株式会社DYMの公式サイト

サービス内容: SEOコンサルティング、コンテンツ制作、リンク構築を提供しています。5,200社以上の対策実績があります。

月額料金: 20万円〜

特徴と実績: 20年以上の経験と幅広い対策実績を持ち、コンテンツ制作からリンク構築まで総合的にカバーしています。

向いている企業: SEO対策を月額20万円前後の予算で始めたいBtoB企業、まずは実績数の多い会社に依頼したい場合に検討できます。

株式会社DYMの詳細を見る

BtoB SEO対策会社の費用相場とROI試算モデル

BtoB SEO対策会社を比較するうえで、「費用に見合うリターンが得られるか」の判断が最も重要です。ここでは業界の一般的な相場として費用感を整理した上で、投資判断に使えるROI試算モデルを提示します。

BtoB SEO対策の費用は、大きく3つの価格帯に分かれます。

  • コンサルティングのみ:月額10万〜30万円 — キーワード戦略の策定・技術的な改善指示書の提供が中心。コンテンツ制作は自社で実施する前提
  • コンテンツSEO込み:月額30万〜80万円 — 戦略策定に加え、記事制作・既存コンテンツのリライト・内部構造改善を含むパッケージ
  • 総合SEO:月額50万〜150万円 — 上記に加え、CRO・リンク構築・レポーティング・定例MTGなど全領域を網羅するフルサービス

これに加えて初期費用が10万〜50万円かかるケースが一般的です。サイト診断・競合分析・戦略設計に充てられる費用で、契約初月に一括で請求される場合がほとんどです。

契約形態別のリスクと判断基準

BtoB SEO対策の契約形態は主に3つあり、それぞれリスク特性が異なります。

成果報酬型: 「特定キーワードで上位表示されたら○万円」という形態です。初期リスクが低く見えますが、BtoBでは「順位が上がってもMQLが増えない」ケースが頻発するため注意が必要です。また、対象キーワードが意図的に低難易度に設定されるリスクもあります。

固定月額型: 毎月一定額を支払う形態で、施策の網羅性が高いのが特徴です。リスクとしては、成果が出なくても費用が発生し続ける点があります。最低契約期間が6〜12ヶ月に設定されるケースが多く、年間で240万〜1,800万円の投資判断が求められます。

ハイブリッド型: 基本月額+成果連動ボーナスの組み合わせです。双方のリスクを分散できる一方、契約が複雑になりやすく、「何を成果とするか」の定義で揉めることがあります。

BtoB企業には固定月額型を基本とし、PoC期間(3〜6ヶ月)の成果判定基準を契約書に明記する方法を推奨します。

ROI試算の具体的な計算ステップ

投資回収期間を見積もるために、以下のフレームワークを使います。

ROI試算モデル:LTV × CVR × オーガニック流入増加数 ÷ 月額費用 = 月間獲得価値

具体的な計算例を示します。

  • LTV(顧客生涯価値):300万円(BtoB SaaSの年間契約×平均継続年数)
  • CVR(コンバージョン率):1%(オーガニック流入→問い合わせの割合)
  • オーガニック月間流入増加:500→1,500(SEO対策後12ヶ月の目標)
  • 月間新規リード数:1,500 × 1% = 15件
  • 月間獲得価値(期待値):15件 × 300万円 × 商談化率30% = 1,350万円相当
  • 月額SEO費用:50万円の場合、投資回収期間は実質初月から黒字化の試算

もちろんこれは理想的なケースであり、BtoBの購買検討期間が平均3〜6ヶ月であることを考慮すると、実際のキャッシュインは6〜9ヶ月後に集中します。しかし、この試算モデルがあれば「月額○万円のSEO投資が合理的か」を稟議書に数字で示すことができます。

試算のポイントは、LTVとCVRを自社の実績値に置き換えることです。初年度は保守的に「流入増加30%、CVR 0.5%」で計算し、2年目以降に現実的な数値へ修正していく設計が堅実といえます。

BtoB SEO会社選びで失敗しないための注意点とチェックリスト

BtoB SEO対策会社を比較し、候補を絞り込んだあとに待っているのが「最終判断」です。ここで判断を誤ると、前回の失敗を繰り返すことになりかねません。まずは失敗パターン4類型を押さえた上で、具体的なチェックリストを活用してください。

失敗パターン①:BtoC実績のみの会社を選ぶ

「SEO実績○千件」と書いてあっても、その大半がBtoCの場合、BtoB特有のキーワード設計・長期ナーチャリング設計・稟議導線の知見が不足していることがほとんどです。必ず「BtoB企業の事例」を具体的に聞いてください。

失敗パターン②:格安に飛びつく

月額5万円以下の超低価格サービスの場合、施策が「テンプレート的なキーワード提案」で終わり、実装支援やコンテンツ制作は含まれないことが多いです。結果として「レポートは届くが、何も変わらない」という状態が半年続きます。

失敗パターン③:成果報酬を過信する

前述の通り、成果報酬型は「成果の定義」が狭く設定されるリスクがあります。「検索順位10位以内で課金」の場合、検索ボリューム50の低難易度キーワードで達成されても意味がありません。

失敗パターン④:丸投げする

SEO対策は外注すれば完結するものではなく、社内のコンテンツ承認フロー・営業部門との連携・CRMデータの共有が成果に直結します。「全部お任せで」と丸投げすると、外注先も最適な施策を打てません。

契約前に必ず確認すべき5つのリスク項目

最終候補を2〜3社に絞った段階で、以下を必ず確認してください。

  • 最低契約期間と中途解約条件:違約金の有無・残存期間の支払い義務
  • 担当者の変更リスク:契約後に担当が変わる可能性と引き継ぎ体制
  • 成果未達時の対応方針:追加施策の提案があるか、契約見直しの余地があるか
  • レポート頻度と定例MTGの設計:月1回か隔週か、参加者と議題の設定方法
  • GEO対応の具体施策:構造化データ実装の範囲、AI引用率の測定方法

導入後3ヶ月の期待値を正しく設定する

BtoB SEO対策において、「3ヶ月で検索順位が劇的に上がる」ことは稀です。特に新規ドメインや権威性が低いサイトの場合、コンテンツが評価されるまでに最低3〜6ヶ月を要します。

現実的な期待値としては、導入後3ヶ月で「コンテンツの公開本数・内部構造の改善完了・ターゲットキーワードの順位モニタリング開始」まで到達していれば順調です。MQLの増加は6ヶ月目以降に測定する設計が堅実です。

社内体制としては、SEO外注先との窓口担当を1名明確に定め、承認フローを簡素化しておくことが重要です。週次で施策進捗を共有し、月次の定例MTGでKPIの達成状況を確認するリズムを作ってください。

最終選定チェックリストとして、以下7項目をすべて確認した上で発注判断を行うことをおすすめします。

  • BtoB同業種の成果事例を2件以上提示できるか
  • 担当者のSEO経験年数と専門領域が明確か
  • GEO対応の具体施策と測定方法を説明できるか
  • 解約条件と最低契約期間が書面で明示されているか
  • レポート内容とMTG頻度が合意されているか
  • PoC期間と成果判定基準が設計されているか
  • ROI試算を一緒に作成する姿勢があるか

私たちStock Valueでは、BtoB企業のSEO・GEO対策の現状を無料で診断しています。選定の判断材料として、下記からご活用ください。

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BtoB SEO対策会社についてよくある質問

Q: BtoB SEO対策の効果が出るまでの期間は?

一般的に6〜12ヶ月が目安です。BtoBの購買検討期間が3〜6ヶ月と長いため、SEO施策でオーガニック流入が増え始めるのが3〜6ヶ月後、そこからMQLとして計測可能になるのがさらに3ヶ月後というタイムラインが現実的です。初月から成果が出ることは基本的にありません。

Q: SEO対策を内製するか外注するかの判断基準は?

社内にSEO経験者(実務3年以上)が在籍し、月間5本以上のコンテンツ制作リソースが確保できるなら内製も選択肢に入ります。しかし、専任のSEO担当がいない場合は外注が現実的です。まず外注で成果を出しながら、2年目以降に段階的にインハウス化する方法が多くのBtoB企業に適しています。

Q: 成果報酬型と固定型どちらが安全?

BtoB SEOにおいては固定月額型が安全性が高いと考えています。成果報酬型は「成果の定義」が曖昧になりやすく、BtoBの場合「順位上昇=ビジネス成果」とならないケースが多いためです。固定型であれば施策の幅が広く、MQL増加を目標にした包括的なアプローチが取れます。

Q: BtoB SEO会社にRFPを出す際のポイントは?

RFPには以下を明記してください。①自社の事業内容とターゲット顧客像、②現状のSEO課題(流入数・順位・コンテンツ状況)、③期待する成果とKPI、④予算レンジと契約期間の希望、⑤社内体制(窓口担当・承認プロセス)。自社の情報を十分に開示するほど、提案の質が高まります。

Q: GEO(生成AI最適化)対応は本当に必要?

2026年現在、BtoB購買担当者のAI検索利用率は急速に伸びています。特に初期リサーチ段階でChatGPTやPerplexityを使う層が増えており、従来のGoogle検索対策だけでは接点を逃す可能性が高まっています。今すぐ全面対応が必要とまでは言いませんが、構造化データの整備とAI引用されやすいコンテンツ設計は、少なくとも着手しておくべき施策です。

BtoB SEO対策会社比較のまとめ — 次に取るべきアクション

この記事のポイントを整理します。

  • 選定基準は「GEO対応力・BtoB実績・ROI設計力」の3軸で判断する
  • 費用相場はコンサルのみ月10〜30万円、コンテンツSEO込み月30〜80万円、総合SEO月50〜150万円が目安
  • 契約形態はBtoBなら固定月額型が基本。PoC期間の成果判定基準を契約書に明記する
  • 失敗パターン4類型(BtoC実績のみ・格安・成果報酬過信・丸投げ)を避ける
  • 導入後3ヶ月は基盤構築期間と割り切り、MQL測定は6ヶ月目以降に設計する

読者のみなさまが次に取るべきアクションは3つです。

まず、自社サイトのAI検索対応状況を把握してください。次に、本記事の選定基準5軸を使って候補3社をリストアップします。そして、RFPを作成し、各社から提案を受けた上で最終判断を行ってください。

BtoB SEO会社の選定を進める第一歩として、まずは自社サイトのAI検索対応状況を無料で確認してみてください。以下のリンクから診断可能です。

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この記事を書いた人

木村 竹蔵

株式会社Stock Value 代表取締役

LLMO / AEO / AIO / GEO対策とオウンドメディア・note運用を専門に、AI検索時代に「引用される」コンテンツ資産を設計・制作・運用代行する株式会社Stock Valueの代表。クライアント案件では、84店舗チェーンでCTR34%・AI引用率70%を達成し、ChatGPTの参照元として表示された実績を持つ。「記事を上げるだけ」ではなく、検索とAI検索の両方で成果が出る仕組みづくりを支援している。

  • 専門領域: LLMO / AEO / AIO / GEO対策・オウンドメディア / note運用代行
  • 実績: 84店舗チェーンで CTR34%・AI引用率70%、ChatGPTの参照元として表示

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